高濃度ビタミンC点滴療法
参照:点滴療法研究会マスターズクラブ
歯科治療による高濃度ビタミンC点滴の効用
歯科診療において大変有効で、多くの歯科医院で取り入れられてきている治療法です。
「どうして歯科医院で高濃度ビタミンC点滴を行っているの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。実は歯科診療において大変有効で、多くの歯科医院で取り入れられてきている治療法なのです。
高濃度ビタミンC点滴には、免疫力アップやコラーゲン生成促進などの効果があり、インプラント治療において、傷の回復を早めたり、感染予防や、腫れや痛みを軽減する、などのメリットがあります。
ビタミンCが不足すると、歯周病の初期症状でもある歯肉炎になりやすくなることは知られています。
歯周病には、コラーゲンの合成促進効果を持つビタミンC摂取が有効です。
- 健康を増進させたい
- 疲労やストレスを軽減させたい
- 老化・生活習慣病を予防したい
- 免疫力を上げたい
- 心疾患・動脈硬化を予防したい
- がん予防・再発防止をしたい
- 冷え性・肩こりを治したい
- 肌荒れやシミができやすい
- お肌のハリ・ツヤの改善をしたい
- ニキビができやすい・治りにくい
- たばこを吸われる方(ニコチンによりビタミンCが破壊されるので、特に喫煙者におすすめです)
高濃度ビタミンC点滴とは?
内服薬では得られない飛躍的な効果を!
しのぶ歯科医院では安全な高濃度ビタミンC点滴療法をおすすめしております。
高濃度ビタミンC点滴療法とは、高用量のビタミンC、15~100グラム(レモンおよそ750個~5000個分)を静脈から点滴する療法です。
歯肉などのお口のまわりのアンチエイジングやコラーゲン生成に効果のある治療法です。
30年以上の歴史がある副作用の少ない体に優しい治療法です。
また、高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの先進治療としてアメリカなどで研究されている最先端のがんと健康増進の治療法です。この点滴療法に美容・美肌などの効果があることから、美容でも使用されるようになりました。
なぜ点滴なのか
経口摂取に比べ、点滴の方がからだの隅々にビタミンCが行き渡りやすく、高い効果が期待できます。
ビタミンCは水溶性なので、多く摂っても余剰分は尿として排出されます。ビタミンCの血中濃度は、およそ400mg/日で飽和すると報告されています。そのため、ビタミンCを大量に経口摂取しても、血中濃度はある一定値より上がりません。
ところが、直接静脈内にビタミンCを点滴で大量投与すると、経口摂取の数十倍の量が血管内に行き渡ります。こうしてビタミンC血中濃度を高めることにより、ビタミンCを必要とする各器官に直接行き渡らせ、経口摂取とは異なるレベルの作用、各種疾患の予防や、より高いレベルの美容・アンチエイジング効果が期待できます。喫煙者、ストレスにさらされている人は、ビタミンCを失われやすいので、より積極的にビタミンCを摂取する必要があります。
高濃度ビタミンC点滴の特徴
超高濃度ビタミンCは「がん」に効く!
超高濃度ビタミンCが「がん」を殺す
糖を栄養とするがん細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込みます。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生します。がん細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅します(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がありません。)
ビタミンCの血中濃度が高いほど、がん細胞の生存率が低くなる(がん細胞が死んでしまう)。
資料:米国リオルダンクリニック
次のような場合に超高濃度ビタミンC点滴療法をおすすめします。詳しくは医師にご相談ください。
米国では、次のがんへの治療効果が報告されています。乳がん・前立腺がん・胃がん・大腸がん・直腸がん・肺がん・悪性リンパ腫・すい臓がん・子宮がん・卵巣がん・膀胱がん・腎臓がん・多発性骨髄腫 など
- 有効な治療法がない「がん」
- 現在抗がん剤や放射線治療をしている
- 抗がん剤や放射線治療の副作用を和らげたい
- 再発が心配な方、転移予防
超高濃度ビタミンCでアンチエイジング
このように高濃度ビタミンC点滴療法は、活性酸素を除去するのにとても効果的です。
精神的ストレス、喫煙、飲酒、過激な労働、アンバランスな食事、睡眠不足などで増えすぎた活性酸素は、老化の原因になるばかりでなく、癌の原因にもなります。
実際に、この方法は、癌の患者様への治療法として世界的に行われており大変効果を上げています。
しのぶ歯科医院では、歯周病やインプラント周囲炎の予防や治療に用いて効果を上げています。また、結果的に、全身のアンチエイジングにも有効です。
【高濃度ビタミンC 点滴料金】
25gまで | ¥15,000(税別) |
50gまで | ¥20,000(税別) |
75gまで | ¥25,000(税別) |
100gまで | ¥30,000(税別) |
血液検査 | ¥3,500(税別) |
※口腔内環境の改善や健康の維持増進を目的とした高濃度ビタミンC点滴療法の場合は25g以内で行う場合が殆どです。
※高濃度ビタミンC点滴を行う場合には、事前の検査が必要です。ごくまれですが、G6PDという酵素が欠損している場合、ビタミンCを投与することで溶血性貧血を起こす可能性があるため、G6PD欠損症でないかを調べる必要があります。