インビザライン®の
メリット・デメリット
インビザライン®は見た目の面、快適さの面、利便性の面など、様々な面においてメリットが多い矯正治療法です。そのため、多くの人を惹きつけ、人気はますます高まる一方です。ですが、どんな優れた治療法にもメリットだけではなく、デメリットというものがあります。治療を気持ちよく受けるために、メリットだけでなくデメリットについても理解を深めておきましょう。
インビザライン®のメリット 〜インビザライン®の良いところ〜
矯正治療をしていると気づかれにくい
インビザライン®の最大のメリットとも言えるのが、見た目の良さです。薄い透明なマウスピースは近くで見ても、マウスピースが入っていると分かりづらく、従来のような金具やワイヤーもないため、矯正治療をしていると気づかれにくいのが特長です。
違和感や痛みが少ない
従来の矯正のように歯の表面にデコボコの装置がつかないため、唇や粘膜に刺激を与えず、違和感が非常に少ないのも大きなメリットです。インビザライン®のマウスピースは表面が滑らかなので、お口の粘膜を傷つけることがなく、従来の矯正ではつきものだった口内炎に悩まされることもありません。
また、マウスピースを交換するたびに移動する歯の量を0.25ミリに抑えてあるため、歯に無駄な力がかからないようになっており、歯が動く際に感じる痛みも極力抑えることができます。
また、マウスピースを交換するたびに移動する歯の量を0.25ミリに抑えてあるため、歯に無駄な力がかからないようになっており、歯が動く際に感じる痛みも極力抑えることができます。
幅広い症例に対応
インビザライン®では、これまでの膨大な治療データの蓄積をもとに、めまぐるしい進化を続けており、現在では昔に比べて非常に幅広い症例に対応できるようになっています。
歯の動く様子・最終的な歯並びを見ることができる
インビザライン®は、コンピューター技術を駆使した矯正治療法であるため、治療の開始前に、現在の歯並びがどのように動いて、最終的にどのような歯並びになるのか、というのをご自分の目で見ていただくことができます。このようなことができる矯正治療法は他にありません。
より健康的に矯正できる
マウスピースタイプの矯正装置は、食事や歯磨きの時には外していただきますので、従来のように磨き残しによる虫歯や歯周病のリスクを高めることがありません。また、歯の表面に接着剤で装置をつけることもありませんので、取り外す際に歯のエナメル質を傷める心配もありません。さらに、金属を使用せず、体に優しい医療用プラスチックを使っていますので、金属アレルギーの心配もなく、体に害もありません。
型取りが楽
矯正装置を作るには型取りが必要ですが、インビザライン®の型取りはiTeroという光学スキャナーでスキャンするだけです。これまでのように、ドロドロした材料で苦しい思いをしながら型取りをする必要はありません。
また、一度型取りをすれば、治療に使用する全てのマウスピースを作ることができるので、従来のように何度も型を取る必要がありません。
また、一度型取りをすれば、治療に使用する全てのマウスピースを作ることができるので、従来のように何度も型を取る必要がありません。
将来の見通しが立ちやすい
インビザライン®でこれまでに治療を受けた600万人以上のデータをもとに、歯の動きを非常に正確に予測します。そのため、治療が治療計画どおりに進み、将来の見通しや計画が立てやすくなります。
通院回数が少ない
インビザライン®のマウスピース装置を作るのに必要な型取りは1回で終了します。また、1ヶ月〜1ヶ月半に一度くらいのペースでの通院となりますので、従来の治療方法に比べると治療回数が少なく、忙しい方にも合っています。
治療がスムーズに進む
マウスピースを決まった通りつけていただければ、歯は順調に動いていきます。また、ワイヤー矯正のように装置が外れてしまうようなトラブルがないため、治療がスムーズに進みます。
インビザライン®のデメリット 〜インビザライン®で気をつけるところ〜
歯並びによっては出来ない場合もある
インビザライン®は多くのケースに対応できるシステムですが、歯を長い距離平行移動しないといけないようなケースの場合には向いていません。そのような場合には、他の方法で行うか、インビザライン®と従来の矯正治療を組み合わせて行うこともあります。
自己管理をしっかりとしなければならない
取り外しができるマウスピースは便利で快適な反面、ご自分でしっかりと管理をする必要があります。装着し忘れたり、装着している時間が短いと、思うような効果が現れませんので、注意が必要です。
治療が受けられる歯科医院が限られている
インビザライン®は新しい技術を使用した矯正治療法です。そのため、矯正歯科だからと言ってどこの歯科医院でも受けられるわけではありません。