歯科用CT完備
しのぶ歯科では、GC社の「PLANMECA ProMax 3D Mid」という新しい歯科用CTを導入しました。
低被曝
このCTの新しい技術により、従来の撮影時間を約1/5 から1/3に短縮することで、被曝線量を75〜80%低減できるようになりました。また、それだけでなく、診断に不必要な領域まで必要外の被曝をしないよう、バランスの良い撮影が可能です。
高画質
アーチファクト低減機能や、最適化フィルタによって鮮明な画像が撮れるようになり、より精密で正確な診断・治療が可能となります。
これにより、インプラント治療、親知らずなどの埋伏歯の診断・治療、根管治療、矯正治療、顎関節の診断や治療など、数多くの歯科治療を従来よりも安全かつ正確に行えるようになり、治療の成功率の向上に役立てることができます。
安全なインプラント治療を行うために
歯科用CTとは、患者様の骨の状態・形態を3次元画像で診査・診断するための、歯科用に開発されたCTスキャン装置です。
CTでは3次元画像で診断が出来るため、従来の歯科のレントゲンである2次元パノラマでは知ることのできなかった、
「骨の量や形態、奥行き」
「神経や血管の正確な位置」
「骨が溶けて膿が溜まっている部分」
が正確に分かるため、より確実で安全なインプラント治療が可能になります。
また、歯科用CTは、インプラント治療だけでなく、矯正治療や根管治療(根の治療)、親知らず抜歯など、幅広い歯科治療に応用することができるため、正確な診査診断により安全性が高く、成功率の高い治療につなげることができます。
○親不知の抜歯
○インプラント治療
○歯周病治療
○根管治療(歯の根の治療)
○矯正治療
歯科用CTの特徴
歯科用CTは、医科で使用されているCTを歯科の目的に特化させたものです。そのため、歯や顎の骨の状態を効果的に撮影できることに加え、放射線量を大幅に抑えて撮影することができるので、お身体への影響も少なくすることができます。
当院では、歯科用CTを完備しており、インプラント治療に限らず、様々な治療の安全性と成功率を高める為に活用しています。
歯科用CTでわかること
インプラント治療において
根管治療において
歯周病治療において
親知らずを抜く場合
従来の2次元パノラマと歯科用CTとの比較
歯科医院で通常よく撮影する2次元パノラマ(お口全体を撮影した大きなレントゲン写真)では、骨の厚み、奥行きといった3次元的な情報が分かりません。更に、神経や血管の位置も正確に知ることはできません。
しかしながら、かつてのインプラント治療では2次元パノラマだけの情報をもとにインプラント手術が行われることも少なくありませんでした。そのため、骨の状態や大事な組織の位置が正確に把握できず、インプラントが骨を突き抜けてしまったり、大切な神経や血管を傷つけてしまったり、といったトラブルが起こることも決して珍しくありませんでした。
インプラント手術では、骨内にインプラントを埋め込む必要があるため、安全に手術を行うためには、「3次元的な情報の分かるCT」での診断が不可欠です。当院では、インプラント手術を行う際には必ずCT撮影を行い、しっかりと診査診断を行った上で安全・確実な場所にインプラントを埋め込んでいます。
画像の赤い矢印部分、青い矢印部分は、2次元パノラマ・歯科用CT画像で同じ部分を示しております。2次元パノラマと歯科用CTの情報量の差をご確認いただけるかと思います。